デジタル大辞泉 「山本兼一」の意味・読み・例文・類語 やまもと‐けんいち【山本兼一】 [1956~2014]小説家。京都の生まれ。出版社勤務などを経て作家活動に入る。時代小説「利休にたずねよ」で直木賞受賞。他に「火天かてんの城」「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「山本兼一」の解説 山本兼一 小説家。1956年、京都市生まれ。同志社大学卒業後、出版社勤務からフリーランスライターを経て、99年『弾正の鷹』(祥伝社)が「小説NON創刊150号記念短編時代小説賞」佳作となる。2002年『戦国秘録 白鷹伝』(祥伝社)で長編小説家としてデビュー。04年『火天の城』(文藝春秋社)で第11回松本清張賞を受賞(09年に映画化)。05年に『火天の城』、08年に同年発表の『千両花嫁』(文藝春秋社)が直木賞候補となる。09年『利休にたずねよ』(PHP研究所)で第140回直木賞を受賞した。『利休にたずねよ』は13年、市川海老蔵と父・団十郎の共演で映画され、モントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞した。14年2月13日、原発性左上葉肺腺がんで死去。享年57。 (2014-2-17) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山本兼一」の解説 山本兼一 やまもと-けんいち 1956-2014 昭和後期‐平成時代の小説家。昭和31年7月23日生まれ。出版社,編集プロダクション勤務をへてフリーとなる。歴史小説を書き,平成16年「火天の城」で松本清張賞。21年「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した。平成26年2月13日死去。57歳。京都府出身。同志社大卒。著作はほかに「戦国秘録 白鷹伝」「いっしん虎徹」「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」「狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例