山熊田村(読み)やまくまたむら

日本歴史地名大系 「山熊田村」の解説

山熊田村
やまくまたむら

[現在地名]山北町山熊田

中継なかつぎ川上流にあり、現町域では最奥に位置する山間の村。また峠を越えて出羽国へ至る道と、大日だいにち峠を越えていかずち村へ出る道が分れる。文禄(一五九二―九六)頃の瀬波郡絵図に「中次のは 山ご村 下」とみえ、本納六升五合・縄高四石一升一合七勺、家四軒、「金山有」と記される。正保国絵図に「山熊田村」とあり高三〇石余。正徳二年(一七一二)の黒川俣組十一ケ村明細帳(板垣家文書)によれば田高二一石三斗余・畑高二三石七斗余で、田は下田稗田、畑の大部分は山畑である。家数九、馬四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む