山田上ノ台遺跡(読み)やまだうえのだいいせき

日本歴史地名大系 「山田上ノ台遺跡」の解説

山田上ノ台遺跡
やまだうえのだいいせき

[現在地名]仙台市山田上ノ台町など

青葉山あおばやま丘陵が東流する名取川に向かって北側から舌状に張出した小丘陵の先端、標高五〇メートルほどの段丘上にある。遺跡は縄文時代中期を中心とする大遺跡として知られていたが、昭和五五年(一九八〇)の約一万六〇〇〇平方メートルを対象とする調査の結果、新たに後期旧石器時代から縄文時代、平安時代ならびにそれ以降を含む大複合遺跡であることが確認された。また縄文中期末の竪穴住居跡が約三〇棟検出され、県内でもはじめて同時期の住居の立地・移動・付属遺構など、縄文集落のあり方を明らかにするものとして注目された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む