山紅葉(読み)ヤマモミジ

デジタル大辞泉 「山紅葉」の意味・読み・例文・類語

やま‐もみじ〔‐もみぢ〕【山紅葉】

ムクロジ科の落葉高木。本州中部以北の山地自生。葉は手のひら状に七~九つに裂けていて、縁にぎざぎざがあり、秋に紅葉する。花は春に咲き、紅色

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精選版 日本国語大辞典 「山紅葉」の意味・読み・例文・類語

やま‐もみじ‥もみぢ【山紅葉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山にある紅葉。山の紅葉。
    1. [初出の実例]「山紅葉入日を空へ返す哉」(出典:俳諧・寛政句帖‐四年(1792))
  3. カエデ科の落葉高木。北海道、本州中部以北の山地に生える。高さ五~一〇メートル。葉は長柄をもち対生。葉身は掌状に七~九裂。秋に紅葉する。春、枝の先端に紅色の小さな下垂する単性花をつける。果実翼果で、翼開はほぼ水平に広がる。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「山紅葉」の解説

山紅葉 (ヤマモミジ)

学名Acer palmatum var.matsumurae
植物。カエデ科の落葉高木

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の山紅葉の言及

【カエデ(楓)】より

…北海道から九州まで分布。変種のヤマモミジvar.matsumurae (Koidz.) Ogataは葉が7~9裂し,鋸歯が粗く,しばしば重鋸歯になる。青森県から石川県までの日本海側山地に分布。…

※「山紅葉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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