日本歴史地名大系 「山袋村」の解説 山袋村やまぶくろむら 大分県:宇佐市旧四日市町地区山袋村[現在地名]宇佐市山袋黒(くろ)村の南、稲積(いなづみ)山の南西麓にある。西と南は麻生(あそう)村、村の西を伊呂波(いろは)川、東を水落(みずおち)川、中央を山袋川の三川が黒村との境で合流する。応永三三年(一四二六)一一月一八日の僧守真寄進状(内尾文書)に「宇佐郡横山浦千原之口坪」とあり、麻生村の法雲(ほううん)寺に寄進しているが、千原(ちわら)は村内の字とみられる。慶長六年(一六〇一)の田方検地帳(山村家文書)によると田高一三三石余・反別八町九反余、筆数六七筆で、地位は上々・上・中・下・下々の五段階。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by