山辺皇女(読み)やまのべのおうじょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「山辺皇女」の解説

山辺皇女 やまのべのおうじょ

?-686 飛鳥(あすか)時代,大津皇子の妃。
天智(てんじ)天皇常陸娘(ひたちのいらつめ)の娘。朱鳥元年10月3日大津皇子が謀反(むほん)の罪により24歳で処刑されたとき,髪をふりみだし裸足ではしっていき,殉死した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の山辺皇女の言及

【大津皇子】より

…686年9月天武の死の直後,謀反の嫌疑がかけられ,10月2日一党30余人の首謀として逮捕され,翌3日大和国訳語田(おさだ)の家で死を賜った。妃の山辺(やまべ)皇女も殉死し,見る人みな嘆いたという。これがいわゆる大津皇子事件である。…

※「山辺皇女」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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