百科事典マイペディア 「山門派・寺門派」の意味・わかりやすい解説 山門派・寺門派【さんもんは・じもんは】 天台宗の2派。比叡山延暦寺(えんりゃくじ)の天台座主3世円仁(えんにん)と,5世円珍(えんちん)との仏教解釈の相違から,その末流が対立,993年円仁派が比叡山の円珍派坊舎を焼き払ったため,円珍門流は山を下り園城寺(おんじょうじ)に入って独立,寺門派となり,円仁門流は延暦寺に拠って山門派と称した。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報