天台宗の2大流派の一つ。比叡山延暦寺を山門とよぶのに対し,寺門三井寺(園城(おんじょう)寺)を総本山とする門流を寺門派といった。慈覚大師(円仁)門徒と智証大師(円珍)門徒は比叡山で共存していたが,やがて対立が激化。993年(正暦4)房舎を焼打された1000余人の円珍門徒は,離山して三井寺に拠った。これにより天台宗は山門と寺門に分裂,以後武力を用いた主導権争いがくり返された。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...