山阿(読み)さんあ

精選版 日本国語大辞典 「山阿」の意味・読み・例文・類語

さん‐あ【山阿】

〘名〙 山のくま。山の入りくんだ所。
本朝文粋(1060頃)一一・鶴鳴九皐詩序〈藤原雅材〉「山阿只馳蒲輪之聘、野外誰見草沢之遺」 〔嵆康‐幽憤詩〕

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デジタル大辞泉 「山阿」の意味・読み・例文・類語

さん‐あ【山×阿】

山のくま。山の入りくんだ所。

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普及版 字通 「山阿」の読み・字形・画数・意味

【山阿】さんあ

山のくま。入りこんだところ。〔楚辞九歌山鬼〕人るが(ごと)し、山の阿(くま)に (へいれい)(まさきのかずら)を被(かうむ)り、女(ぢよら)を帶とす

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