日本歴史地名大系 「岑本神社」の解説 岑本神社きしもとじんじや 高知県:香美郡香我美町岸本浦岑本神社[現在地名]香我美町岸本月見(つきみ)山南崖下脇の磯(わきのいそ)に鎮座。祭神は綿津見三神。旧郷社。「三代実録」貞観八年(八六六)五月二二日条に「峯本神」とみえ、従五位下に叙せられているが、この峯本神に比定される。龍神・八大龍王・龍王社などと称して社務に僧侶が携わり、社号は廃れ神官も不在であったが明治四年(一八七一)岑本神社と改めた(香美郡町村誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by