精選版 日本国語大辞典 「岡崎の猫」の意味・読み・例文・類語 おかざきのねこをかざき‥【岡崎の猫】 歌舞伎脚本。「独道中五十三駅(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」の通称。時代世話物。六幕。四世鶴屋南北作。文政一〇年(一八二七)江戸河原崎座初演。亀山のかたき討ち、重の井子別れ、白井権八、お半長右衛門などに「膝栗毛」の彌次・喜多などを混ぜ合わせた夏狂言。四幕目に岡崎の化け猫の怪を配す。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「岡崎の猫」の解説 岡崎の猫(通称)おかざきのねこ 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題五十三次扇宿附初演明治20.7(東京・中村座) 岡崎の猫おかざきのねこ 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演明治28.9(名古屋・末広座) 出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の岡崎の猫の言及 【猫騒動物】より …十二単衣を着た怪猫が,行灯の油をなめる。通称《岡崎の猫》。のち河竹黙阿弥が改作上演し,近年3世市川猿之助も大幅に改作して復活した。… ※「岡崎の猫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by