夏狂言(読み)ナツキョウゲン

大辞林 第三版の解説

なつきょうげん【夏狂言】

江戸時代、歌舞伎で、暑中の休座中、若手俳優らが中心となって行う臨時の興行。夏芝居。土用芝居。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

なつ‐きょうげん ‥キャウゲン【夏狂言】

〘名〙 歌舞伎で、主要役者が避暑や旅芝居に出る盆までの土用休み中に若手役者を中心に興行する狂言をいう。作者も二、三枚目の作者が腕を揮った。寛政期(一七八九‐一八〇一)以後は夏の季節感をもりこんだ世話物が多くなった。「天竺徳兵衛」など。土用芝居。夏芝居。《季・夏》
※劇場漫録(1829)上「近頃尾上松緑一種の狂言を考出して一流と成り夏狂言の名誉を得たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

iPhone 11

アメリカのアップル社が2019年9月10日に発表したスマートフォン。日本では9月20日に、標準機種となるiPhone 11と、その上位機種であるiPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android