岡崎英彦(読み)オカザキ ヒデヒコ

20世紀日本人名事典 「岡崎英彦」の解説

岡崎 英彦
オカザキ ヒデヒコ

昭和期の医師,福祉活動家 びわこ学園理事長。



生年
大正11(1922)年2月18日

没年
昭和62(1987)年6月11日

出生地
岡山県邑久郡牛窓町

学歴〔年〕
京大医学部〔昭和19年〕卒

学位〔年〕
医学博士

主な受賞名〔年〕
読売新聞医療功労賞〔昭和52年〕,吉川英治文化賞〔昭和53年〕,朝日社会福祉賞(昭和59年度)〔昭和60年〕,藍綬褒章〔昭和61年〕

経歴
軍医として中国へ赴き、引き揚げ。大学病院を飛び出し、昭和21年、知恵おくれや戦災孤児のための近江学園開園と同時に園医に。食糧難とたたかいながら、子供達の健康管理に骨身を削る。38年、全国で2番目の重症心身障害児施設・びわこ学園を発足させた。56年総理大臣表彰を受ける。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡崎英彦」の解説

岡崎英彦 おかざき-ひでひこ

1922-1987 昭和時代後期の医師,福祉活動家。
大正11年2月18日生まれ。糸賀一雄の知的障害児施設近江学園で医療活動にあたる。昭和38年重症心身障害児施設びわこ学園を設立して園長となり,障害児の療育と福祉につくす。滋賀の社会福祉をすすめる会の代表などもつとめた。53年吉川英治文化賞。昭和62年6月11日死去。65歳。岡山県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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