岡崎運兵衛(読み)オカザキ ウンベエ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「岡崎運兵衛」の解説

岡崎 運兵衛
オカザキ ウンベエ


肩書
衆院議員(憲政会)

生年月日
嘉永3年6月(1850年)

出身地
出雲国稗原村(島根県)

経歴
豪農の出で、松江の豪家岡崎運兵衛の養子となり家督を嗣ぐ。明治15年松江で山陰新聞社を創立。続いて松江日報、松陽新報を発刊。一方貧民救済のため恵愛社を設立、山陰自由党を創立。松江地方の公共のため尽力。その間大正にかけて衆院議員当選7回。憲政会に所属

没年月日
大正8年12月

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡崎運兵衛」の解説

岡崎運兵衛 おかざき-うんべえ

1850-1919 明治-大正時代実業家,政治家。
嘉永(かえい)3年6月28日生まれ。明治15年「山陰新聞」,23年「松江日報」の発刊にかかわり,34年「松陽新報」を創刊。また島根県農工銀行,松江電灯などを設立。23年の第1回総選挙で衆議院議員(当選7回,憲政会)となる。大正8年12月17日死去。70歳。出雲(いずも)(島根県)出身本姓高橋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android