岡本弥(読み)オカモト ワタル

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「岡本弥」の解説

岡本 弥
オカモト ワタル


肩書
端場村村長,全国融和連盟委員

別名
幼名=弥三郎

生年月日
明治9年12月25日

出生地
和歌山県伊都郡端場村(現・高野口町)

学歴
簡易小卒

経歴
明治26年19歳で端場村村長となり、同時に青年進徳会を結成。また早くから被差別運動に参加し、36年大阪で大日本同胞融和会を結成、融和運動の全国組織をはかる。大正9年「特殊部落解放」を刊行。13年和歌山県同和会副会長に就任。14年有馬頼寧らとともに全国融和連盟を創立、委員となる。生涯を融和運動の指導者として活躍した。

没年月日
昭和30年3月8日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

関連語 学歴

20世紀日本人名事典 「岡本弥」の解説

岡本 弥
オカモト ワタル

明治〜昭和期の部落解放運動家 全国融和連盟委員。



生年
明治9年12月25日(1876年)

没年
昭和30(1955)年3月8日

出生地
和歌山県伊都郡端場村(現・高野口町)

別名
幼名=弥三郎

学歴〔年〕
簡易小卒

経歴
明治26年19歳で端場村村長となり、同時に青年進徳会を結成。また早くから被差別運動に参加し、36年大阪で大日本同胞融和会を結成、融和運動の全国組織をはかる。大正9年「特殊部落の解放」を刊行。13年和歌山県同和会副会長に就任。14年有馬頼寧らとともに全国融和連盟を創立、委員となる。生涯を融和運動の指導者として活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡本弥」の解説

岡本弥 おかもと-わたる

1876-1955 明治-昭和時代の部落解放運動家。
明治9年12月25日生まれ。26年青年進徳会を組織して,部落改善・差別糾弾にのりだす。35年和歌山県西本願寺布教師の差別説教,尾崎行雄の差別発言などを糾弾。36年大日本同胞融和会を結成。融和運動の指導者として活躍した。昭和30年3月8日死去。78歳。和歌山県出身。著作に「特殊部落の解放」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「岡本弥」の解説

岡本 弥 (おかもと わたる)

生年月日:1876年12月25日
明治時代-昭和時代の部落解放運動家
1955年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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