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特殊部落 とくしゅぶらく

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世界大百科事典 第2版の解説

とくしゅぶらく【特殊部落】

明治後期から今日まで,被差別部落とその出身者に対して用いられてきた差別呼称。被差別部落問題への無理解と深刻な部落差別意識を根底に潜めた差別語であり,適用が避けられるべきであるが,近代における部落問題の歴史と部落差別意識を解明するうえできわめて重要な言葉である。この言葉は,1907年の政府の全国部落調査の際に用いられたように,日露戦争後の部落改善政策の中で行政機関が使い,新聞記事などによって民衆の間にも広まったが,主として被差別部落の起源を異民族に求め,部落の人々の祖先を古代の朝鮮半島からの〈渡来人〉や律令国家の征服した〈蝦夷(えぞ)〉などとする誤った歴史認識にもとづくものである。

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