デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡本寧浦」の解説 岡本寧浦 おかもと-ねいほ 1789-1848 江戸時代後期の儒者。寛政元年生まれ。初め浄土真宗の僧となり大年と称した。儒学にこころざし還俗(げんぞく),大坂の篠崎小竹,大塩平八郎,江戸の安積艮斎(あさか-ごんさい)らを師友とした。土佐高知藩にまねかれて教授館の教官となり,家塾もひらいた。嘉永(かえい)元年10月4日死去。60歳。土佐出身。名は惟密。通称は退蔵。著作に「処緇流論(しょしりゅうろん)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例