退蔵(読み)タイゾウ

デジタル大辞泉 「退蔵」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「退蔵」の意味・読み・例文・類語

たい‐ぞう‥ザウ【退蔵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しりぞきかくれること。その場からいなくなること。隠遁すること。また、つつみかくすこと。
    1. [初出の実例]「群豪時有退蔵。五色即垂規矩」(出典本朝文粋(1060頃)一・視雲知隠賦〈大江以言〉)
    2. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕
  3. 物資などを隠し持っていること。また、貨幣などを使用せずに、しまいこんでおくこと。死蔵。
    1. [初出の実例]「流動資金の退蔵は主として余裕ある階層によって行われているのが普通である」(出典:戦後日本のインフレーション(1949)〈都留重人〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「退蔵」の読み・字形・画数・意味

【退蔵】たいぞう

智を隠す。

字通「退」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む