岡本遺跡(読み)おかもといせき

日本歴史地名大系 「岡本遺跡」の解説

岡本遺跡
おかもといせき

[現在地名]豊中町岡本

滝下たきじた川中流域にある。一帯七宝しつぽう山の南麓に展開する扇状地で、現在は果樹園が広がる。土器石器は各地で表面採集されているが、とくに注目すべき地点は筒井保家の前庭で、多数の土器片とともに数点の完形品が出土している。土器は壺・甕・脚台付鉢形土器などがあり、甕を除く器種のいずれにも櫛目文様が施文されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 七宝 石鏃

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む