デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡田野水」の解説 岡田野水 おかだ-やすい 1658-1743 江戸時代前期-中期の俳人。万治(まんじ)元年生まれ。尾張(おわり)名古屋で呉服商をいとなみ,貞門派の吉田横船らにまなぶ。貞享(じょうきょう)元年「野ざらし紀行」の旅の途中の松尾芭蕉を自宅にむかえ,「冬の日」の歌仙興行にくわわった。茶道にも通じた。寛保(かんぽう)3年2月22日死去。86歳。字(あざな)は幸(行)胤。通称は佐次右衛門。別号に宜斎,転幽。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例