岡田順平(読み)おかだ じゅんぺい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡田順平」の解説

岡田順平 おかだ-じゅんぺい

1843-1915 明治時代の歴史家。
天保(てんぽう)14年生まれ。明治8年栃木県庁にはいり,県史誌の編修を担当する。この間,足利市鑁阿(ばんな)寺の古文書を調査して学界に紹介。考証学,古典学をおさめ,風俗習慣,方言,神道などにも通じていた。大正4年3月25日死去。73歳。下野(しもつけ)(栃木県)出身。本姓は田熊。名は秀厚。字(あざな)は崇父。号は渡南。著作に「渡南遺稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android