岡野貞一(読み)オカノ テイイチ

20世紀日本人名事典 「岡野貞一」の解説

岡野 貞一
オカノ テイイチ

大正・昭和期の音楽教育家,作曲



生年
明治11(1878)年2月16日

没年
昭和16(1941)年12月29日

出身地
鳥取県鳥取市

学歴〔年〕
東京音楽学校〔明治32年〕卒

経歴
東京音楽学校教授傍ら、文部省嘱託の教科書編纂委員を務め、第1期国定教科書「尋常小学読本唱歌」「尋常小学唱歌」の編集を担当。唱歌として広く歌われた「故郷(ふるさと)」「春が来た」「児島高徳」「水師営会見」「朧月夜」「橘中佐」「三才女」「紅葉」「春の小川」などを作曲。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡野貞一」の解説

岡野貞一 おかの-ていいち

1878-1941 明治-昭和時代前期の作曲家。
明治11年2月16日生まれ。大正13年母校東京音楽学校(現東京芸大)の教授となる。「春が来た」「水師営の会見」「春の小川」「故郷(ふるさと)」などを作曲し,「尋常小学読本唱歌」「尋常小学唱歌」などの編集にあたった。昭和16年12月29日死去。64歳。鳥取県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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