会見(読み)かいけん

精選版 日本国語大辞典 「会見」の意味・読み・例文・類語

かい‐けん クヮイ‥【会見】

〘名〙 会って顔を見ること。現在では特に、改まった形で公式に会う場合に多く用いる。「記者会見
荷園文集(1770)一「恩愛従此隔、会見未期」 〔周書‐王褒伝〕

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デジタル大辞泉 「会見」の意味・読み・例文・類語

かい‐けん〔クワイ‐〕【会見】

[名](スル)改まった形で人に会うこと。公式な場合に用いられる。「二か国首脳が会見する」「記者会見
[類語]対面面会面接インタビュー顔合わせ見合い会う会する落ち合う目通りする引見する接見する謁見する面談する会談するお目にかかるまみえる拝顔する拝眉する拝謁する見参する謦咳けいがいに接する

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「会見」の意味・わかりやすい解説

会見
あいみ

鳥取県西部、西伯郡(さいはくぐん)にあった旧町名(会見町(ちょう))。現在は南部町(なんぶちょう)の東北部。旧会見町は1955年(昭和30)幡郷(はたさと)村の一部を編入した手間(てま)村と賀野(がの)村の2村が合併し、旧郡名を町名として町制施行。2004年(平成16)西伯町と合併して南部町となる。旧町域は古代信仰を語る御内谷(みうちだに)の巨石群や古墳群、条里制遺構などがあり、法勝寺(ほっしょうじ)川流域の古代文化中心地。中心の天萬(てんまん)は出雲(いずも)へ通じる古山陰道に沿い、近世宿駅。手間山は大国主命(おおくにぬしのみこと)が兄神らに欺かれて、山上から落下する焼け石を抱いて死んだという『古事記』神話伝承地。県指定文化財の金田瓦窯跡(かねだがようせき)は、長さ10メートル、幅、高さとも1メートルで、奈良時代の登窯(のぼりがま)の様式を残す。おもな農作物は米、カキ、ナシなどで、肉用牛を中心とする畜産も行われている。

[岩永 實]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「会見」の意味・わかりやすい解説

会見
あいみ

鳥取県西部,米子平野の南部にある地域。旧町名。 1955年賀野村と手間村が合体して町制。 2004年 10月に西伯町と合併し南部町となった。中心集落の天万 (てま) は江戸時代,出雲街道宿場町として発展。付近には多くの古墳群や条里制遺構があり,古くから出雲文化につながりをもつ。天万の大安寺には重要文化財三角縁神獣鏡がある。米,タバコ,二十世紀梨などを産するほか,和牛飼育も行なわれる。米子市への通勤者も多い。

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改訂新版 世界大百科事典 「会見」の意味・わかりやすい解説

会見 (あいみ)

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普及版 字通 「会見」の読み・字形・画数・意味

【会見】かいけん

あう。

字通「会」の項目を見る

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