岡魯庵(読み)おか ろあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岡魯庵」の解説

岡魯庵 おか-ろあん

1737-1787* 江戸時代中期の医師,儒者
元文2年生まれ。大坂で医を業とし物産学,本草学にも通じる。菅甘谷(かんこく)の門にまなび詩文をよくした。片山北海の漢詩結社混沌社にくわわり,葛螙庵(とあん)らと交遊した。天明6年12月18日死去。50歳。名は元鳳。字(あざな)は公翼。通称は元達。別号に慈庵,白洲,澹斎。著作に「香橙窩集(こうとうかしゅう)」,編著に「毛詩品物図攷(もうしひんぶつずこう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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