岩住良治(読み)イワズミ リョウジ

20世紀日本人名事典 「岩住良治」の解説

岩住 良治
イワズミ リョウジ

明治〜昭和期の畜産学者 東京大学名誉教授



生年
明治8年1月10日(1875年)

没年
昭和33(1958)年2月10日

出生地
宮城県

学歴〔年〕
東京帝大農科大学農学科〔明治33年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔大正2年〕

経歴
盛岡高等農林学校教授を経て、明治44年東大教授となった。昭和10年退官、名誉教授。日本畜産学の創始者として畜産業の合理化、近代化に貢献。大正13年には日本畜産学会創設参画、以後20年にわたり学会長を務めた。著書に「家畜栄養の原理応用」「畜産学汎論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩住良治」の解説

岩住良治 いわすみ-りょうじ

1873-1958 明治-昭和時代の畜産学者。
明治6年1月10日生まれ。盛岡高農教授をへて明治44年母校東京帝大の教授となる。のち東京農大教授。日本畜産学会の創設にかかわり初代会長に就任。昭和33年2月10日死去。85歳。宮城県出身。著作に「畜産学汎論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android