20世紀日本人名事典 「岩倉具綱」の解説 岩倉 具綱イワクラ トモツナ 江戸時代末期〜大正期の宮中顧問官 生年天保12年4月14日(1841年) 没年大正12(1923)年10月16日 出身地京都 経歴安政2年元服し昇殿を許される。文久2年父具視が勅勘を蒙ったため差控えとなるが、慶応元年孝明天皇の近習に加えられた。ついで2年22人の廷臣が朝政の改革などを建言した時それに加わり、再び差控を命ぜられた。3年王政復古後、書記御用となり、翌明治元年参与となり内国事務権輔に任じる。6年宮内大録、ついで掌典となり、多年掌典長をつとめ、大正4年宮中顧問官に就任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩倉具綱」の解説 岩倉具綱 いわくら-ともつな 1841-1923 幕末-大正時代の華族。天保(てんぽう)12年4月14日生まれ。公卿(くぎょう)富小路政直の子で,岩倉具視(ともみ)の養子。慶応元年孝明天皇の近習,4年明治政府の参与。ついで宮内省にはいり,掌典長をながくつとめた。大正4年宮中顧問官。大正12年10月16日死去。83歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例