掌典(読み)ショウテン

精選版 日本国語大辞典 「掌典」の意味・読み・例文・類語

しょう‐てんシャウ‥【掌典】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 典籍をつかさどること。また、儀式をつかさどること。〔旧唐書‐職官志・三〕
  3. 皇室祭祀をつかさどる宮内省の掌典職の職員。明治四年(一八七一)八月、神祇官に置かれ、同五年三月神祇官の廃止にともない宮内省式部寮に移り、同一七年一〇月から同省式部職掌典部に属したが、昭和一五年(一九四〇)一月同省掌典職に移籍
    1. [初出の実例]「掌典、掌典補、造神宮使〈略〉並に小倉三重県知事、警部長、警部等同じく参集し」(出典:風俗画報‐二一九号(1900)人事門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「掌典」の読み・字形・画数・意味

【掌典】しようてん

司る。

字通「掌」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む