コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

差控 さしひかえ

世界大百科事典 第2版の解説

さしひかえ【差控】

江戸時代,武士や公家に科せられた制裁勤仕より離れ,自家に引きこもって謹慎する。門を閉ざすが,潜門(くぐりもん)から目だたないように出入りはできた。比較的軽い刑罰ないし懲戒処分として,職務上の失策をとがめたり,あるいは親族・家臣の犯罪に縁坐・連坐せしめる場合などに用いた。自発的にも行われ,親族中一定範囲の者または家臣が処罰を受けると,その刑種によっては差控伺(うかがい)を上司に提出し,慎んで指示を待った。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

差控の関連キーワード万里小路博房正親町公董高辻 修長岩倉 具綱黒川嘉兵衛平岡円四郎西郷小兵衛遠山金四郎滋野井実在大久保一翁鍋島直愈平山敬忠遠山景元永井尚志高辻修長鷲尾隆聚向山黄村橋本実梁江戸時代大原重朝

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android