日本歴史地名大系 「岩原神社」の解説 岩原神社いわはらじんじや 高知県:長岡郡大豊町岩原村岩原神社[現在地名]大豊町岩原 新林祭神は不詳。旧村社。境内社として吉田神社ほか四社を祀る。社伝によれば、天慶年間(九三八―九四七)に当地に居を構えた岡崎権六郎重良主従が伊勢神宮から勧請、奥荒(おくなあれ)の古宮床という所に祀った。その後、享徳二年(一四五三)現在地に遷座、三宝御前(さんぼうみさき)宮と称したという。延享二年(一七四五)の豊永郷差出控(大家家蔵)に「三宝御崎 本社九尺に二間、舞堂二間に三間」とあり、「南路志」には「祭礼年中四度、林六十六間に五十六間」とある。明治三八年(一九〇五)社殿を焼失、同四〇年再建された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by