岩坪古墳(読み)いわつぼこふん

日本歴史地名大系 「岩坪古墳」の解説

岩坪古墳
いわつぼこふん

[現在地名]能勢町神山 岩坪

神山こやま集落の南側にある山稜の北側斜面に築造された古墳で、両袖式の横穴式石室を内部主体とする。古墳上からの眺望はよく、前方に広がる平野を一望できる。昭和二六年(一九五一)調査が行われ、石室内から多数の遺物が検出された。出土遺物は、須恵器土師器・水晶製切子玉・同勾玉・同算盤玉・琥珀製棗玉・碧玉製管玉・ガラス製小玉・耳環・直刀・鏃・轡・木心鉄板鋲留鐙残欠など古墳時代の各種遺物のほかに、平安時代の緑釉碗や鎌倉時代の瓦器碗、中国製の白磁碗などもみられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む