20世紀日本人名事典 「岩尾伏次郎」の解説 岩尾 伏次郎イワオ フシジロウ 明治〜昭和期の酪農家 生年慶応4年5月10日(1868年) 没年昭和8(1933)年7月21日 出生地豊後国日田郡豆田村(大分県日田市) 学歴〔年〕教英中学 経歴14歳の時に父から13ヘクタール余りの農園の管理を任される。その一方で師である日田咸宜園塾頭・諌山菽村より乳業の必要性を教えられ、長崎や島原などで乳牛の調査に従事。明治29年乳牛のホルスタインを購入して日田に岩尾牧場を開き、本格的な酪農をはじめた。また、蔬菜園芸にも注目し、大正1年より牛の堆肥を利用した温床栽培にも取り組んでいる。後進の指導や日田酪農協同組合の設立などにも当たり、日田酪農の父と呼ばれる。その他にも、整骨を得意とした。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩尾伏次郎」の解説 岩尾伏次郎 いわお-ふしじろう 1868-1933 明治-昭和時代前期の酪農家。慶応4年5月10日生まれ。明治22年ごろから郷里の大分県日田で乳牛を飼育。29年岩尾牧場をおこして本格的に酪農にとりくむ。園芸作物の普及にもつとめた。昭和8年7月21日死去。66歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by