岩屋観音堂(読み)いわやかんのんどう

日本歴史地名大系 「岩屋観音堂」の解説

岩屋観音堂
いわやかんのんどう

[現在地名]豊橋市大岩町

赤石(あかいし)山脈の南端火打坂(ひうちざか)にある。現在は曹洞宗亀見山大岩(だいがん)寺の境外仏堂である。岩屋観音略縁起(橋良文庫蔵)によると、天平二年(七三〇)行基巡錫の際この地の勝景を愛し、一尺一寸の千手観音像を刻んで岩穴に安置したのが起源という。元和八年(一六二二)再興して禅宗に改宗。宝永四年(一七〇七)岡山藩主池田綱政が参勤交代のとき白須賀(しらすが)宿(現静岡県)に止宿中岩屋観音の霊夢により海難を逃れたことにより、自筆の法華経普門品一巻、黄金灯籠一対、絵馬などを寄進。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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