岩崎革也(読み)イワサキ カクヤ

20世紀日本人名事典 「岩崎革也」の解説

岩崎 革也
イワサキ カクヤ

明治・大正期の社会主義者,政治家 須知銀行頭取;京都府議。



生年
明治2年12月21日(1870年)

没年
昭和18(1943)年10月13日

出生地
京都府須知村

出身地
京都府

本名
岩崎 茂三郎

経歴
明治28年父の死後家業酒造業を継いだが数年後廃業。33年郷里の京都府須知村長、34年町制で初代町長。36年一家をあげて上京、以来社会主義運動に投じ、堺利彦幸徳秋水らと交際、「平民新聞」の財政援助。40年帰郷、須知銀行頭取として、昭和17年解散まで務めた。その間須知町長を3回、郡会議員、郡参事会員を務めた。大正12年〜昭和2年京都府議。40年ころから政友会に属し、犬養毅親交があった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「岩崎革也」の解説

岩崎 革也
イワサキ カクヤ


肩書
京都府議,須知銀行頭取

本名
岩崎 茂三郎

生年月日
明治2年12月21日

出生地
京都府須知村

出身地
京都府

経歴
明治28年父の死後、家業の酒造業を継いだが数年後廃業。33年郷里の京都府須知村長、34年町制で初代町長。36年一家をあげて上京、以来社会主義運動に投じ、堺利彦、幸徳秋水らと交際、「平民新聞」の財政を援助。40年帰郷、須知銀行頭取として、昭和17年解散まで務めた。その間須知町長を3回、郡会議員、郡参事会員を務めた。大正12年〜昭和2年京都府議。40年ころから政友会に属し、犬養毅と親交。

没年月日
昭和18年10月13日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩崎革也」の解説

岩崎革也 いわさき-かくや

1870*-1943 明治-昭和時代前期の政治家。
明治2年12月21日生まれ。34年生地京都府須知(しゅうち)町(丹波町)の初代町長となる。36年に上京,堺利彦,幸徳秋水,福田英子らと親交をもち,「平民新聞」を財政的に援助。40年帰郷し町長,京都府議,須知銀行頭取などをつとめた。昭和18年10月13日死去。75歳。本名は茂三郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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