20世紀日本人名事典 「岩川隆」の解説
岩川 隆
イワカワ タカシ
昭和・平成期のノンフィクション作家,競馬評論家
- 生年
- 昭和8(1933)年1月25日
- 没年
- 平成13(2001)年7月15日
- 出生地
- 山口県岩国市
- 出身地
- 山口県徳山市
- 学歴〔年〕
- 広島大学文学部独文科卒
- 主な受賞名〔年〕
- 講談社ノンフィクション賞(第17回)〔平成7年〕「孤島の土なるとも」,JRA賞馬事文化賞〔平成6年〕
- 経歴
- 卒業後上京し、大学の先輩に当る梶山季之率いるトップ屋集団“梶山師団”に所属してジャーナリストの基本を徹底的に学ぶ。創刊直後の「週刊文春」記者、「週刊公論」「週刊女性」「平凡パンチ」などを経て作家に。政治、経済、社会物から競馬物に至る幅広い守備範囲で活躍。57年初の本格小説「海峡」は直木賞候補となった。他に「神を信ぜず」「多くを語らず」(以上直木賞候補)、「決定的瞬間」「孤島の土となるとも」「競馬人間学」「馬券人間学」「広く天下の優駿を求む」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報