優駿(読み)ユウシュン

デジタル大辞泉 「優駿」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しゅん〔イウ‐〕【優×駿】

特別にすぐれた競走馬
[補説]書名別項。→優駿
[類語]牡馬ぼば牝馬ひんば子馬小馬若駒名馬麒麟駿馬駄馬駑馬どば白馬青馬軍馬競走馬馬車馬輓馬ばんば引き馬裸馬放れ馬暴れ馬荒馬奔馬種馬当て馬驢馬ろば騾馬らば

ゆうしゅん【優駿】[書名]

宮本輝小説。昭和57年(1982)から昭和61年(1986)にかけて、「小説新潮スペシャル」「新潮」誌に断続的に連載単行本は昭和61年(1986)、上下2巻で刊行。第21回吉川英治文学賞を当時の史上最年少(40歳)で受賞したほか、JRA賞馬事文化賞を受賞。杉田成道監督により映画化

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「優駿」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐しゅんイウ‥【優駿】

  1. 〘 名詞 〙 特にすぐれた競走用の馬。
    1. [初出の実例]「其の出来た子が優駿だったので、種牡馬の素質を認められた」(出典:話の屑籠〈菊池寛〉昭和六年(1931)六月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android