精選版 日本国語大辞典 「岩戸調子」の意味・読み・例文・類語 いわと‐ぢょうしいはとデウシ【岩戸調子】 〘 名詞 〙 十三弦の箏の調子の一つ。雲井調子の五と十との弦を半音(一律)低く、六と斗との弦を一音(二律)高く、一の弦を一音低くしたもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩戸調子」の意味・わかりやすい解説 岩戸調子いわとぢょうし 箏の調弦法の一種。流派や譜本により調弦に差異があるが,一般に雲井調子の五,十の弦を半音下げ,六,斗の弦を1音上げたものを基本とするものをいい,場合によって一の弦を1音下げたり,巾弦を1音半上げることもある。二重雲井調子ともいう。山田流では半岩戸調子 (雲井調子の六,斗の弦を1音上げる) ,片岩戸調子 (雲井調子の五の弦を半音下げ,六の弦を1音上げる) といった中間的なものもある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by