20世紀日本人名事典 「岩月捨吉」の解説 岩月 捨吉イワツキ ステキチ 江戸時代末期〜大正期の陶画工 生年弘化2年(1845年) 没年大正7(1918)年8月21日 出生地近江国彦根(滋賀県) 経歴安政4年5月、藩窯湖東焼の御抱稽古人となり幹山伝七に陶画を習う。文久2年廃窯後、幹山と京都に移り工場で絵付けをする。有職模様に長じ、宮内省御用の染付をする。幹山の会社の廃止後は清水坂で陶磁器の貿易に従事した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岩月捨吉」の解説 岩月捨吉 いわつき-すてきち 1845-1918 幕末-大正時代の陶画工。弘化(こうか)2年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩御用の湖東窯で幹山(かんざん)伝七に陶画をまなぶ。文久2年の廃窯後は幹山にしたがって京都にうつり,幹山の工場で絵付けに従事。御所風の有職(ゆうそく)模様にすぐれた。大正7年8月21日死去。74歳。近江出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by