岩粔籹(読み)イワオコシ

デジタル大辞泉 「岩粔籹」の意味・読み・例文・類語

いわ‐おこし〔いは‐〕【岩粔籹】

堅く固めたおこし江戸時代以来、大阪名物

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精選版 日本国語大辞典 「岩粔籹」の意味・読み・例文・類語

いわ‐おこしいは‥【岩粔籹】

  1. 〘 名詞 〙 菓子粔籹(おこし)異称。おこしが岩のように固いところからいう。ゆわおこし。江戸時代、元祿一六八八‐一七〇四)初め頃に大坂道頓堀の辺で売り出されたといわれる。
    1. 岩粔籹〈旬殿実々記〉
      岩粔籹〈旬殿実々記〉
    2. [初出の実例]「大坂にやうやう岩おこしとて、近年堀詰にて仕出し」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)六)

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日本の郷土料理がわかる辞典 「岩粔籹」の解説

いわおこし【岩粔籹】


大阪の名物菓子。米を蒸して乾燥させるなどしたあと、細かい粒にし、砂糖みつや水あめで板状に固めたもの。あわおこしよりも粒が細かく、すきまなく固まっていて、そのかたさからこの名があるとされる。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「岩粔籹」の解説

いわおこし【岩粔籹】

大阪の名物菓子。米を蒸して乾燥させるなどしたあと、細かい粒にし、砂糖みつや水あめで板状に固めたもの。あわおこしよりも粒が細かく、すきまなく固まっていて、そのかたさからこの名があるとされる。

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