岸本英太郎(読み)キシモト エイタロウ

20世紀日本人名事典 「岸本英太郎」の解説

岸本 英太郎
キシモト エイタロウ

昭和期の経済学者 元・京都大学経済学部教授。



生年
大正3(1914)年5月1日

没年
昭和51(1976)年3月11日

出生地
岡山市

学歴〔年〕
京都帝国大学法学部〔昭和12年〕卒

学位〔年〕
経済学博士〔昭和27年〕

経歴
東亜研究所、河出書房などを経て昭和21年専修大学講師、22年京都大学講師となり、32年教授、経済学部長となった。その間、24年社会政策学会の再建に参加、幹事を務め、社団法人労働調査研究所(大阪)会長として労働組合指針を示した。著書に「社会政策論の根本問題」「窮乏化法則と社会政策」「日本賃金論史」「運動のなかの賃金論」「労働経済と社会政策」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸本英太郎」の解説

岸本英太郎 きしもと-えいたろう

1914-1976 昭和時代後期の経済学者。
大正3年5月1日生まれ。昭和32年京大教授,40年同大経済学部長。労働問題,社会政策論を専攻。大河内一男らと社会政策本質論争をかさねた。昭和51年3月11日死去。61歳。岡山県出身。京都帝大卒。著作に「社会政策の根本問題」「窮乏化法則と社会政策」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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