デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「岸良兼養」の解説 岸良兼養 きしら-かねやす 1837-1883 明治時代の司法官。天保(てんぽう)8年8月生まれ。もと薩摩(さつま)鹿児島藩士。新政府の議政官史官試補,司法少丞などをへて権(ごん)大検事となり,明治7年の佐賀の乱の裁判にかかわる。8年大検事にすすみ,10年西南戦争の裁判で検察を指揮。同年大審院検事長,12年大審院長。明治16年11月15日死去。47歳。通称は七之丞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by