峭壁(読み)ショウヘキ

デジタル大辞泉 「峭壁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へき〔セウ‐〕【×峭壁】

切り立った険しいがけ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「峭壁」の意味・読み・例文・類語

しょう‐へきセウ‥【峭壁】

  1. 〘 名詞 〙 きりたったけわしいがけ。
    1. [初出の実例]「混沌未分先一着、嶮如峭壁滑如苔」(出典:閻浮集(1366頃)古巖)
    2. 「前面の峭壁(セウヘキ)上より数条の水簾(すゐれん)を瀉下(しゃか)し」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)
    3. [その他の文献]〔杜牧‐山寺詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「峭壁」の読み・字形・画数・意味

【峭壁】しよう(せう)へき

切りたった崖。陳・後主巫山高〕楽府 巫山、巫峽(ふけふ)深し 峭壁、春林に聳ゆ

字通「峭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む