精選版 日本国語大辞典 「島夷」の意味・読み・例文・類語 とう‐いタウ‥【島夷】 〘 名詞 〙① 島に住む異民族。[初出の実例]「勝つことを嶋夷(タウイ)の外に決し、〈略〉天下遂に平定。海内永く一統せり」(出典:源平盛衰記(14C前)一九)② 中国で、南方の異民族をさしていう語。初め、揚子江流域または以南の住民のこと。唐・宋時代以後、東南アジア・南洋諸島の住民、後に、インド・ペルシアなどの住民をさしていった。〔書経‐禹貢〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「島夷」の読み・字形・画数・意味 【島夷】とう(たう)い 海上諸島の異族。のち南夷をいう。〔北史、序伝〕(李)大師、少(わか)くしての志り、常に~南北し、南書には北を謂ひて索(さくりよ)と爲し、北書には南を指して島夷と爲し、~實を失ふを以て、常に改正せんと欲す。字通「島」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報