島田孫市(読み)しまだ まごいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島田孫市」の解説

島田孫市 しまだ-まごいち

1862-1927 明治-大正時代実業家
文久2年5月5日生まれ。明治9年工部省が設立した硝子(ガラス)工場にはいる。21年大阪で独立し,色ガラス製出,透明ガラスの焼き付けなどに成功し,業績をのばす。39年岩崎俊弥と大阪島田硝子製造を設立。41年岩崎とわかれ,大正14年島田硝子製造所を創立した。昭和2年1月19日死去。66歳。豊前(ぶぜん)中津(大分県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android