崎久保誓一(読み)サキクボ セイイチ

20世紀日本人名事典 「崎久保誓一」の解説

崎久保 誓一
サキクボ セイイチ

明治〜昭和期の社会運動家,ジャーナリスト



生年
明治18(1885)年10月12日

没年
昭和30(1955)年10月30日

出生地
三重県南牟婁郡市木村(現・御浜町)

学歴〔年〕
高小卒

経歴
明治39年「紀南新報記者となり、ついで「滋賀日報」「牟婁新報」記者をしているなか大石誠之助を知り、大逆事件に連坐して無期懲役となる。昭和4年仮出獄し、農業に従事した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「崎久保誓一」の解説

崎久保誓一 さきくぼ-せいいち

1885-1955 明治時代のジャーナリスト。
明治18年10月12日生まれ。「紀南新報」「滋賀日報」「牟婁(むろ)新報」の記者。その間,大石誠之助と知りあい,社会主義に傾倒。明治43年大逆事件に連座し,死刑判決をうけるが,特赦で無期懲役に減刑され,昭和4年仮釈放となる。戦後,復権が確定した。昭和30年10月30日死去。70歳。三重県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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