デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵩俊海」の解説 嵩俊海 かさみ-しゅんかい 1837-1919 明治-大正時代の僧,漢詩人。天保(てんぽう)8年11月9日生まれ。生地武蔵(むさし)比企郡(埼玉県)の浄土真宗了善寺の住職。江戸で大沼枕山(ちんざん)に漢詩をまなぶ。郷里で春桂塾をひらき,漢学,歴史,文章の3科をおいた。国学の権田直助,和歌の井上淑蔭(よしかげ)とともに埼玉の三学者と称された。大正8年3月10日死去。83歳。字(あざな)は啓要。号は古香。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例