嶋津千利世(読み)シマヅ チトセ

20世紀日本人名事典 「嶋津千利世」の解説

嶋津 千利世
シマヅ チトセ

昭和・平成期の社会学者 女性労働問題研究会名誉会長;元・群馬大学教育学部教授。



生年
大正3(1914)年5月9日

没年
平成12(2000)年12月28日

出生地
茨城県

出身地
宮城県仙台市

学歴〔年〕
日本大学法文学部社会学科〔昭和24年〕卒

経歴
昭和52年群馬大学教育学部教授となり、55年退官。科学的社会主義の立場から、婦人労働運動の歴史や婦人問題を研究。日本母親運動、働く婦人の中央集会の助言者として、また婦人労働問題研究会代表を務め労働婦人や後進研究者の理論的指導者としても活躍した。労働者運動協会理事、新日本婦人の会中央委員、労働運動総合研究所理事を歴任著書に「女子労働者」「婦人労働の理論」、共著編著に「現代の婦人労働問題」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嶋津千利世」の解説

嶋津千利世 しまづ-ちとせ

1914-2000 昭和後期-平成時代の社会学者。
大正3年5月9日生まれ。昭和52年群馬大教授。女性の労働運動史,女性問題などを研究し,日本母親運動や働く婦人の会の活動を理論の面からささえる。平成12年12月28日死去。86歳。茨城県出身。日大卒。著作に「女子労働者」「婦人労働の理論」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「嶋津千利世」の解説

嶋津 千利世 (しまず ちとせ)

生年月日:1914年5月9日
昭和時代;平成時代の社会学者。群馬大学教授
2000年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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