デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「巌村南里」の解説 巌村南里 いわむら-なんり 1784-1842 江戸時代後期の儒者。天明4年生まれ。中井竹山,尾藤二洲に師事。帰郷して讃岐(さぬき)(香川県)丸亀藩校正明館教授となる。一時備後(びんご)(広島県)の菅茶山(かん-ちゃざん)にまなび,のち側儒者兼政事加談役などをつとめた。天保(てんぽう)10年「西讃府志(せいさんふし)」編集の総裁。天保13年8月27日死去。59歳。名は秩。字(あざな)は大猷。通称は半右衛門。別号に辣庵。著作に「周易本義疏鈔」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例