川上町(読み)かわかみちよう

日本歴史地名大系 「川上町」の解説

川上町
かわかみちよう

面積:八六・八一平方キロ

郡南部に位置し、北は備中町、東は成羽なりわ町・小田おだ美星びせい町、南・西は後月しつき芳井よしい町に接し、西の一部は広島県と境を接する。成羽川の支流領家りようけ川と三沢みさわ川が浸食した谷筋と、高山こうやま七地ななちなどの波浪状の緩やかな高原面で構成される。また北西部の上大竹の神野かみおおたけのほやを中心に石灰岩台地が展開し、大賀デッケンや名勝磐窟いわや渓、高原上の孤立峰弥高やたか山などがあり、地質・地形学上注目される。幹線道路として東部の谷筋を成羽町から入った国道三一三号が地頭じとうを経由して南北に通過、井原市・広島県福山ふくやま市方面に至る。

川上町
かわかみちよう

[現在地名]釧路市川上町

昭和七年(一九三二)に設置された町名。もと釧路村の一部(西幣舞)。昭和七年の世帯数二四三・人口一千三一七(釧路郷土史考)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報