川上花顛(読み)かわかみ かてん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川上花顛」の解説

川上花顛 かわかみ-かてん

1802-1869 江戸時代後期の武士
享和2年生まれ。幕臣天保(てんぽう)3年(1832)昌平坂学問所につとめ,13年表右筆(ゆうひつ)となる。のち奥右筆,表右筆組頭。書は男谷燕斎(おたに-えんさい)にまなんで一家をなし,おおくの門人があつまった。明治2年9月7日死去。68歳。本姓金子。名は由之。字(あざな)は季礼。通称は謙三郎。別号に黙飲道人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android