20世紀日本人名事典 「川口篤」の解説 川口 篤カワグチ アツシ 昭和期のフランス文学者 元・東京大学教授;元・学習院大学教授。 生年明治35(1902)年9月29日 没年昭和50(1975)年6月25日 出生地栃木市 学歴〔年〕東京帝大仏文科〔大正15年〕卒 経歴昭和3年、一高講師となる。フランスの近代劇を専攻し、ベルナール「旅への誘い」などを翻訳。5年法大講師を兼ね、9年一高教授に就任。24年東大教養学部教授となる。ジイドの「狭き門」をはじめ多くの翻訳書があり、38年以降は学習院大学教授になった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川口篤」の解説 川口篤 かわぐち-あつし 1902-1975 昭和時代のフランス文学者。明治35年9月29日生まれ。辰野隆らに師事する。一高でおしえ,昭和24年母校東大の教授となる。フランス近代劇,のちジッドを専攻し,「背徳者」「狭き門」「贋金つくり」などを翻訳。ほかにゾラ,モーパッサン,バレリーなどのおおくの翻訳がある。昭和50年6月25日死去。72歳。栃木県出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by